自由花は、思うがままに言葉を繋いで詩を紡ぐように、花と人とが一体となり一つの作品を作り上げて行くいけばなです。都古流では、『盛花』と『抛入れ(なげいれ)』の、二つの様式を基に、花と人両方の個性を生かす花を生けたいと考えています。

盛花

水盤状の花器に剣山という花留を入れ、花を盛り込むように生けるのが『盛花』です。思った通りにしっかりと花を留める事が出来、初心者でも生けやすいのが特徴です。

抛入れ(なげいれ)

主に花瓶型の器を用い、花留を使わず花と器と人の呼吸で生けるいけばなです。花の1本1本の表情がより豊かに表現できます。